ロルフィング体験会in滋賀

 

滋賀・大津市でのロルフィング体験会のお知らせです。

 

「身体全体のつながり・調和」を大切にするロルフィングの考えを知り、深い呼吸ができる落ち着いた心身の状態を体感してみましょう。

個人セッションで行うロルフィングそのもの(10シリーズ)ではないのですが、身体に備わる力を引き出すロルフィングを知る機会としてみて下さい。

 

2人ペアとなり、軽く身体に触れてもらう手を助けとして、身体に意識を向ける練習をします。

皆さんのお申込み、お待ちしています。

 

日時:2024年6月2日(日)

   10時15分~12時15分

 

場所:大津市勤労福祉センター 3階 軽スポーツ室

参加費:3,000円

 

お問い合わせ先 : nananbless.小島七恵

メール nananbless.77@i.softbank.jp

電話  090-3921-3104

 

5/26(日)肩をテーマとしたロルフィング体験会

 

4/28(日)の体験会へご参加頂いた方々、ありがとうございました。

新たな足を感じ、いつもとは違う心身の状態を楽しんで頂けたようで良かったです。

参加者の皆さんがコメントして下さったように、進むにつれて、場全体もより静かに、落ち着いていきました。

 

次回は5/26(日)、肩をテーマとした体験会を開催します。

 

「重力と調和し、楽に動けるバランスの良い身体」を目指すロルフィングの考え方を基に、肩の仕組みを学びながら、緊張の和らいだ、柔らかく軽やかな肩を体験してみましょう。

肩の力を抜く、楽に呼吸する、リラックスする、といった感覚とともに、ロルフィングが大切にしている「身体全体のつながり」を感じる機会としてみて下さい。

 

個人セッションで行うロルフィングそのもの(10シリーズ)ではないのですが、ロルフィングを考えを知り、身体への新たな視点を手にして頂けると思います。

2人ペアとなり、軽く身体に触れてもらう手を助けとして、身体に意識を向ける練習をします。

ロルフィング、また身体の仕組みに興味のある方など、お誘い合わせの上でご参加頂けたら嬉しいです。

 

「肩」をテーマとしたロルフィング体験会

会場:アスニー山科・和室

日時:5/26(日)13時15分〜15時45分  (受付12時50分〜)

参加費:3,000円

 

メール、LINE公式アカウント、Instagramなどからお申し込み下さい。

皆さんのご参加、お待ちしています。

 

LINE公式アカウントhttps://lin.ee/LsjHxLf

Instagramアカウント https://www.instagram.com/rolfing_in_kyoto?igsh=MWp4MmhvNXllZ3F5Yw%3D%3D&utm_source=qr

 

今後の体験会日程とテーマ

5/26(日)肩

6/22(土)膝

7/27(土)股関節

8/31(土)骨盤

9/29(日)手・腕・肘

10/27(日)背骨

11月以降の予定は決まり次第お知らせします。

地球交響曲(ガイアシンフォニー)第三番

 

映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第三番」の上映会に参加しました。

出演者の1人が、主にアラスカで活動されていた写真家の星野道夫さんです。

30年程前、大学生の頃に読んだ星野さんの何冊かの本は、卒業後にバックパッカーとして1年間ユーラシアを旅するという僕の選択に力を与えてくれました。

 

アメリカのボルダーにあるロルフィングの学校には、ロルファー養成トレーニングコースの時期に合わせて、全米各地からも人が集まります。

最後のユニット3を学ぶ時、アラスカからアメリカに入国し、僕と同じユニット1、2で学んだアラスカ在住の友人宅に泊めてもらいました。

広々とした湖に面した、素敵な家でした。

事故に遭ったヘラジカの肉をみんなで分けるという話を聞く時や、近くの川に上ってきたというサーモンの料理を頂く時、やっぱりアラスカだなと感じたのを思い出します。

 

そのクラスメートの隣の家に住む(と言っても結構歩く距離でしたが)幼なじみの男性が、星野道夫さんと懇意にされていたという写真家でした。

そして、同時期にロルフィングを学びに来ていた日本の友人が、星野さんの本を彼にプレゼントするというのに同行しました。

 

素敵なログハウスの中で、彼が「ミチオ…」と言い、手に取った本を微笑みながら眺めている姿が印象に残っています。

アラスカに来て、思いがけないところで、少しだけ星野さんに触れることができた気がして嬉しい時間でした。

 

帰り際、彼がプレゼントしてくれたポストカードの1枚は、ガイアシンフォニー第二番の出演者であるダライ・ラマのものでした。

そういう時は、普段思っているよりも世界はつながっているんだなという感覚になります。

 

久しぶりに観た第三番、やはり心に響きました。

どの出演者の言葉にも、心にある穏やかさや静けさ、優しさを感じます。

 

大きな全体の中の一部として自分をとらえ、大きな時間の流れを感じながら生きることは、僕らが穏やかに、優しく、今をより良く生きる助けとなるのだと改めて思いました。

そして、星野さんの本を読みながら、将来の在り方を模索していた学生の頃の気持ちも懐かしく思い出しました。

 

上映中に、穏やかな喜びや解放感が心の中に広がった理由のひとつは、当時よりも言葉の意味が深く感じられ、そして少しづつではあっても、こう在れたらいいなと思っていた方向に進んでいるのが分かったからだと思います。

ロルフィングという仕事の中で、そして日常の中で、自分が本当に大事にしたいと考えていることを、周りの人達と共有できるようになりたいと、改めて感じた上映会でした。

素晴らしい映画なので、機会があれば是非観て下さい。

 

 

ロルフィング体験会情報

4/28(日) 足をテーマとしたロルフィング体験会

会場:アスニー山科・和室

時間:13時15分〜15時45分 (受付12時50分〜)

参加費:3,000円

 

個人セッションで行うロルフィングそのもの(10シリーズ)ではないのですが、ロルフィングを知る機会としてご活用下さい。

2人ペアとなり、軽く身体に触れてもらう手を助けとして、身体に意識を向ける練習をします。

ロルフィングがお役に立ちそうな方など、お誘い合わせの上でご参加頂けたら嬉しいです。

 

メール、LINE公式アカウント、Instagramなどからお申し込み下さい。

LINE公式アカウントhttps://lin.ee/LsjHxLf

Instagram https://www.instagram.com/rolfing_in_kyoto?igsh=MWp4MmhvNXllZ3F5Yw%3D%3D&utm_source=qr

 

今後のアスニー山科での体験会日程とテーマ

5/26(日)肩

6/22(土)膝

7/27(土)股関節

8/31(土)骨盤

9/29(日)手・腕・肘

10/27(日)背骨

11月以降の予定は決まり次第お知らせします。

 

柔らかく安定した足

 

ロルフィング10シリーズの2回目のセッションで扱う足。

初期の頃は、1回目に行われていたとのことです。

身体全体のバランスを考えるロルフィングで、土台となる足はとても重要視されています。

 

足の機能が回復し、身体の重さが足から地面にスムーズに伝わるようになると、身体は安定します。

そうなると、バランスを保つために硬くなっていた肩や腰などの筋肉の緊張が和らぐため、痛みの改善にもつながります。

 

また、呼吸も深くなり、落ち着いてきます。

「地に足がついた」状態ですね。

 

足首を捻挫しやすい。

靴底の減りが偏っている。

足が冷える。

O脚である。

土踏まずのアーチがない。

足首がかたい。

いずれも、身体全体のつながりの感覚が薄れ、足本来の機能が発揮されていない状態だと言えます。

 

足の仕組みを知り、これまでとは違う視点を持つこと。

足が土台としての柔軟性と安定性を取り戻すように働きかけ、身体全体と調和して機能するようにつなげること。

それらをロルフィングセッションで行い、これまで眠っていた足の機能が目覚めるように促します。

 

足の中にクッションが入った感じ。

足の中の小さな骨が、それぞれ動いているのを感じられる。

しっかり立てている。

足が床をつかむのが分かる。

歩く時、つま先を使えるようになり、膝や股関節が伸びるのを感じる。

足首の関節の動いているのが分かる。

いつまでも立っていられそう。

 

足のセッションの後、このような感想を頂くことが多いです。

 

柔らかくて、それでいて、しっかりしているという感覚の組み合わせ。

足に力を入れ続けていると、出会えない感覚だと思います。

 

安定と固定は違います。

免震構造のある建物のイメージが良いでしょうか。

さまざまな動きがあるから、揺れに対応でき、倒れないのです。

 

4/28(日)の体験会は、足をテーマにしています。

足の理解を深めつつ、ロルフィングの基本的な考えを体感する入り口になると思います。

まだ出会ったことのない足と身体の機能を楽しんでみて下さい。

 

4/28(日) 足をテーマとしたロルフィング体験会

会場:アスニー山科・和室

時間:13時15分〜15時45分 (受付12時50分〜)

参加費:3,000円

 

個人セッションで行うロルフィングそのもの(10シリーズ)ではないのですが、ロルフィングを知る機会としてご活用下さい。

2人ペアとなり、軽く身体に触れてもらう手を助けとして、身体に意識を向ける練習をします。

ロルフィングがお役に立ちそうな方など、お誘い合わせの上でご参加頂けたら嬉しいです。

メール、公式LINEアカウント、Instagramなどからお申し込み下さい。

 

公式LINEアカウントhttps://lin.ee/LsjHxLf

Instagram https://www.instagram.com/rolfing_in_kyoto?igsh=MWp4MmhvNXllZ3F5Yw%3D%3D&utm_source=qr

 

今後のアスニー山科での体験会日程とテーマ

5/26(日)肩

6/22(土)膝

7/27(土)股関節

8/31(土)骨盤

9/29(日)手・腕・肘

10/27(日)背骨

11月以降の予定は決まり次第お知らせします。

 

4/28(日)「足」をテーマとしたロルフィング体験会

 

3/24の体験会へご参加頂いた方々、ありがとうございました。

心身の変化を実感し、楽しんで下さったようで良かったです。

ぜひ継続して、深めていって下さい。

 

次回は4/28(日)「足」をテーマとした体験会を開催します。

 

身体を全体で一つのものとして扱うロルフィングの考えを基に、足の仕組みを学び、柔らかく、安定する足を体験してみましょう。

足の仕組みを学んでイメージが変わると、足はこれまでとは違う動き方を始めます。

 

おそらく、多くの方の足は、本来の機能が発揮されていないのではないかと思います。

ぜひ新たな足を楽しんでみて下さい。

 

個人セッションで行うロルフィングそのもの(10シリーズ)ではないのですが、ロルフィングを知って頂く第一歩となれば良いなと思っています。

10シリーズ経験者の方には、身体の理解を深める良い機会としてご活用頂けると思います。

 

2人ペアとなり、軽く身体に触れてもらう手を助けとして、身体に意識を向ける練習をします。

ロルフィングがお役に立ちそうな方など、お誘い合わせの上でご参加頂けたら嬉しいです。

 

会場:アスニー山科・和室

時間:13時15分〜15時45分  (受付12時50分〜)

参加費:3,000円

 

今後の体験会日程とテーマ

5/26(日)肩

6/22(土)膝

7/27(土)股関節

8/31(土)骨盤

9/29(日)手・腕・肘

10月以降の予定は決まり次第お知らせします。

 

お申込みは、メールや公式LINEアカウント、インスタグラムDMなどからお願いします。

皆さんのご参加お待ちしています。

 

公式LINEアカウントhttps://lin.ee/LsjHxLf

Instagram https://www.instagram.com/rolfing_in_kyoto?igsh=MWp4MmhvNXllZ3F5Yw%3D%3D&utm_source=qr

 

20年目

 

この3月で開業20年目に入りました。

さまざまな方々に来て頂くことで継続できていること、改めてありがたいなと思います。

 

お話を伺い、姿勢、歩き方を眺める。

横になって頂いた身体に手を置き、自分の中に広がる感覚に耳を傾けながら、言葉でのやり取りをしつつ、変化が起きるのを待つ。

 

20年近く、この作業を日々繰り返してきました。

その積み重ねが、当初は全く感じられなかった沢山の情報を受け取れるようにしてくれました。

 

手のひらで感じるだけでなく、もっと多種多様な知覚の方法があり、情報の受け取り方があります。

そういった感覚が信頼できるということも、そして、練習すれば、どなたでも感じられるようになることも分かってきました。

 

その分だけ、お伝えできることは年々増えています。

楽に動き、気分良く生きるために、どんな条件が揃うとよいのか、どんな感じでない方がよいのか、など。

以前より多くの選択肢をご提案できるようになっていると思います。

 

ロルフィングのセッションは、僕にとって本当に楽しい時間です。

毎回、何か新しい感覚に気づけないかと、耳を澄ませながら臨みます。

 

以前は感じられなかった感覚が分かる時には、自分が広がっていくような解放感とともに、新しい世界を見られた喜びを感じます。

また、これまでよりも楽に呼吸できることや、力みのない手で身体に触れていることなど、自分の身体が楽になっていることに気づく楽しみもあります。

同じことを繰り返しているからこそ、小さな違いに気づき、変化が分かるのですね。

 

そして「心身の不調が改善された」「心身の仕組みが分かって面白い」など、来られる方の喜ばれる姿を見ることができる機会でもあります。

これが、こういった仕事に共通の、何よりの喜びだと感じます。

多くの方に喜んで頂けるように、少しでも成長したいという思いは、当初から変わることはありません。

 

姿勢や、動き方の改善。

意識の持ち方や、イメージの転換。

 

そういったことで、心身の健康状態は大きく変わり、より楽に動き、気分良く過ごせるようになります。

その仕組みを知り、上手く使いこなせることには、とても価値があると思います。

そして何よりも、それは面白く、楽しいことだと僕は感じています。

 

これらの情報を、少しでも多くの方と共有できる機会になればと思い、昨年末から、定期的にロルフィングの体験会やワークショップを開催しています。

人には健康になる力があること、そして自分で心身を整える方法があることを知り、その面白さに触れ、楽に、気分良く生きるための助けとして頂きたいなと思っています。

 

世界中にさまざまな問題がありますが、一人ひとりの心身が健康になり、調和や穏やかさを取り戻すことは、それらの解決のために欠かすことのできない大切な要素だと思います。

そのための方法の一つとして、ロルフィングの体験がお役に立てば、本当に嬉しいことです。

 

自分の中で、そして自分の関わる方々の中で、心身の健全さが発揮されるような選択を続けたい。

そんな思いで活動しています。

20年目も、よろしくお願いします。

 

 

ロルフィング体験会の日程とテーマ

会場:アスニー山科 時間: 13時15分〜15時45分 参加費:3,000円

3/24(日)呼吸

4/28(日)肩

5/26(日)足

6/22(土)膝

7/27(土)股関節

8/31(土)骨盤

9/29日(日)手・腕・肘

10月以降の日程は決まり次第お知らせします。

 

深い呼吸を手にするために

 

深い呼吸とは、大きく呼吸しているということだけではありません。

それが起きている時、楽な感じや、緊張が和らぎ、ほっとする感じ、解放される感覚などが伴っているでしょう。

深い呼吸は、心身の健康にとって欠かせないものです。

 

3/24の体験会でも、個人セッション同様に、呼吸運動の中心となる横隔膜のはたらきを理解することから始めます。

肺や肋骨、背骨との関係も含めた解剖学のイラストや画像を見ることで、横隔膜がどこにあって、どのように動いているものなのかがイメージできるようになると思います。

 

こういったイメージを浮かべながら練習するだけでも、呼吸が変わり始めます。

イメージや情報を修正すると、身体が変わっていくのです。

 

また、深い呼吸をするためには、リラックスしていることが必要となります。

緊張して身体を固くしている習慣に気づき、それらを手放していく練習も、深い呼吸を手にするために欠かせない大切なことです。

これも、繰り返し練習することで上達していきます。

 

ロルフィングの個人セッションや体験会の良さは、他者の手や視点に助けられることです。

1人で練習するよりも変化しやすいし、やはり楽です。

 

そして、良かれと思って続けていた方法や、無自覚だった癖から解放されること。

これが、本当に大きな一歩になります。

今の自分の目には見えないことがあり、自分のこれまでの方法だけでは出来ないことがあります。

 

深い呼吸が起き、穏やかさや解放感を味わっている時、姿勢や動きが良くなっていることにも気づかれることでしょう。

それを、ご自身の身体で感じ、納得してみて下さい。

 

3月24日(日)   深い呼吸をテーマとしたロルフィング®︎体験会

会場:アスニー山科・和室

時間:13時15分〜15時45分

           (受付12時50分〜)

参加費:3,000円

 

お申し込みは、LINE、インスタグラム、メールやお電話からお願いします。

今後のアスニー山科での体験会は2ヶ月に1回開催予定です。

5月26日(日)テーマは「足」

7月27日(土)テーマは「骨盤」

9月、11月にも開催予定です。

皆さんのお申し込みをお待ちしています。

 

公式LINEアカウント

https://lin.ee/LsjHxLf

インスタグラム アカウント 

https://www.instagram.com/rolfing_in_kyoto?igsh=MWp4MmhvNXllZ3F5Yw%3D%3D&utm_source=qr

 

1/14 体験会@アスニー山科

 

今回も「不思議な体験だ」という感想が多かったです。

手を置いているだけなのに、なぜ身体が変化するのか。

感じ方やイメージを変えるだけで、なぜ身体が柔らかくなったり伸びたりするのか。

それが不思議だと。

 

以前の僕も同じように考えていたので、その気持ちは良く分かります。

今は、程度の差はあれ、変化するのが当たり前だと思っていますし、ロルフィングを経験されている方々もそうだと思います。

 

そういった仕組みがあることを、言葉だけではなく身体で実感するのが大切だと思います。

そして、それを深めていくことも。

 

「呼吸が楽になった」

「身体が軽い」

「優しい気持ちになれていた」

「歩くのが楽」

「脚が長くなったように感じる」

「姿勢が良くなった」

「初回よりも感覚が分かり易い」

 

今回の体験会での主な感想ですが、ロルフィングの個人セッションでお聞きする内容とも共通しています。

 

「手のひらで、ペアの方の身体が変化するのが分かり驚いた」

「ペアの方の緊張が和らいでいくのと同時に、自分の身体が広がり、楽になっていくのを感じた」

「触れている自分が癒されるようだった」

 

これらは体験会ならではの感想ですね。

そして、僕らのような手技やカウンセリングを伴う職種では、日々体験しているお馴染みの感覚でもあります。

 

変化そのものは、程度の差はあれ誰にでも起きますが、それをすぐに、はっきりと知覚することには少し難しさがあるかもしれません。

使い慣れた自分の感覚だと、新しい変化が分かりにくいようです。

変化が無いように思えるのです。

 

僕自身も感じることは苦手だったので、感覚が分からないというストレスは想像できます。

それでも少しずつ練習すると、感じる力、気づく力を育てていくことができます。

そして、その力は、自分の心身をケアし、健康を保っていくための大きな助けとなってくれることでしょう。

 

今回は、体操教室の生徒さんのグループ、狂言を学ばれている方のグループ、看護師さんや身体のケアをするお仕事をされている方々がご参加下さり、約半数の方がロルフィングに触れるのが初めてでした。

それでも、皆さんが共有してくださったお話から、各々が十分に変化を感じとり、何かを得られたことが分かりました。

 

僕がロルフィングに触れ、学び始めた頃と比較すると、皆さんの感じる力はすごいなと感心しながらお話を伺っていました。

その感覚を深めていけば、より良い結果につながることでしょう。

何らかの形で継続して頂けたら嬉しいです。

 

今後、アスニー山科でのロルフィング体験会は2ヶ月に1回開催予定です。

324() テーマは「深い呼吸」

526() テーマは「足」

727() テーマは「骨盤」

 

9月、11月にも開催予定です。

皆さんのお申し込みをお待ちしています。

 

12/19体験会@山科

 

1219日、アスニー山科で体験会を開催しました。

「ロルフィングが良いと思っているが、上手く説明できない。身体で体感してもらう機会があれば伝わるのではないか」

そう言われる方々が、ご友人たちに声をかけて下さりました。

その他には、10月の滋賀ワークショップでの感覚を思い出したいという方々、2日前にロルフィングを知り、興味を持たれた方などが参加して下さりました。

 

今回のような体験会は、やはりロルフィングの個人セッションとは違うものなので、同じレベルの変化にはならないのですが、ロルフィングで使う方法や仕組みの一端を知って頂くのには良い機会です。

身体に意識を向け、感覚に耳を傾ける練習の機会としても。

 

歩いてみて、身体を感じてみて、現在の状態を把握する。

そして横になり、ペアの方の手を頼りに、身体に意識を向け、新しいイメージを選択したり、これまでとは違う感じ方を選択してみる。

それからまた、歩いてみて、どう違うのかを感じてみる。

役割を交代しながら、それを繰り返しました。

 

見るからに背が高くなった方。

肩の力が抜けた方。

呼吸が楽になった方。

こういった方法でも身体が変わることに不思議さを覚えた方。

さまざまな体感や気づきがあったようです。

 

触れられているだけでも身体が変わっていくこと。

イメージや意識を変えるだけでも身体が変わっていくこと。

その方なりの感覚で体感して頂けたと思います。

 

ペアワークでは、相手の身体に触れている手が、だんだんと身体に馴染んでいくのが分かったり、相手の身体の硬さがなくなっていく変化に気付けた方が多かったようです。

個人セッションを長年受けられている方々にとっては、普段のセッションで、ご自身の身体にどんなことが起きているのかを客観的に理解し、僕がどんなことを感じながらワークしていたのかを体感して頂く良い機会だったのではないかと思います。

 

また、お互いに感覚を伝え合うことには、自分にはなかった視点を得られる良さがあります。

自分では変わった気がしなくても、ペアの方に左右が違って見えるくらい変わったことや、歩き方が変化していることを指摘してもらうことで、そうだったのかと驚かれる方も多いです。

 

自分の感覚が当てにならない場合もある。

今の自分には、感じられない変化がある。

とても大事な気づきだと思います。

それが、癖であり、習慣なのです。

 

個人セッションでも同じですが、変化に気付けるようになるまでに、少し時間や回数が必要な場合があります。

それでも、ある時、自然と分かるようになり、どんどん深まっていきます。

 

言葉で知ることと、それを体感してみることには大きな差があります。

そして、それを積み重ねることでしか見えてこないものがあるのです。

何とか、こういった方法に含まれている可能性や重要性に気づいて頂きたいなという思いがあります。

どなたでも、その気になりさえすれば変化が始まるので。

 

楽な在り方や、より良いイメージを選択をすることは、練習を繰り返していくことで上達します。

少しづつだとしても着実に習慣を変え、身体を変えていく力があるため、一度でもやってみることには大きな意味がありますし、回を重ねていけば、なおさら良いです。

 

そして、習慣の力は強いので、忘れたら思い出し、なるべく良い選択をする時間を長くすることは、とても大切なことです。

それができれば、変化はより深まり、継続します。

 

ぜひ、ご自身でそんな機会を作ってみたり、ロルフィングのセッションやワークショップを通して、経験を重ねてみて下さい。

変化する可能性が、当然のように見えてくるはずです。

 

次回は114()に同じくアスニー山科で体験会を開催します。皆さんのご参加お待ちしています。

 

ガイアシンフォニー第九番

 

大阪平野の「ぐるぐるそだつ長屋」さんで、ガイアシンフォニー第九番の上映会がありました。

 

今から25年近く前、長野県で働きながら、ロルフィングを勉強したいと思いつつ、心を決められないで過ごしていた時期がありました。

ある日、古本屋で龍村仁監督のエッセイに出会いました。

それを読み「やっぱり、こっちの世界を生きたい」と心が決まり、そこからロルフィングの勉強するための準備を本格的に始め、今に至ります。

 

エッセイから入り、ガイアシンフォニー(地球交響曲)という映画を知りました。

これまでの第一番から第八番、どれも心に力を与えてくれましたが、今回の第九番もまた本当に素晴らしいものでした。

「コバケン」さんのベートーヴェンの第九への思い、それに向き合う姿勢に圧倒されました。

そして、それにより変わっていく演奏にも。

 

このガイアシンフォニー第九番が、龍村監督の遺作となります。

145年前の京都の上映会後に、今の仕事をするきっかけを頂いた感謝をお伝えしたいと、挨拶させて頂いた時の気さくで軽やかなご様子を思い出しながら、そしてロルフィングに関わる人生に、本当に大きな影響を与えて下さったことへ感謝しながらの鑑賞でした。

 

上映会の後のシェア会での参加者のお話も心に響くもので、素敵な会場の雰囲気とともに良い時間となりました。

ぜひ多くの方に観て頂きたいと思います。