身体の側面を思い出す

 

人の身体には、身体意識がなくなりやすい部分があるようです。

「身体がある」という感覚が薄くなるところです。

 

そういう部分に身体意識が戻ってくると、とても楽になり、新しい動きが可能になることが多いです。

身体の側面は、そんなところの一つだと言えるでしょう。

 

側面があることは、皆さんご存知だと思います。

ただ、その感覚があるでしょうか?

 

ロルフィングのセッションでは、3回目で身体の側面に働きかけます。

「身体の横を意識したことがなかった」

「ここには感覚がなかった」

セッション後に、そんな感想をよくお聞きします。

 

体の側面が伸びやかになると、肋骨の横の部分にも動きが出て、呼吸が楽になります。

また、骨盤や股関節の動きも良くなってきます。

それまでとは違う姿勢になり、違う動きが現れてきます。

 

ロルフィングin京都では、そういった変化を少しずつ確認して頂きながら、セッションを進めています。

繰り返し練習することで、どなたにも違いが感じられるようになるでしょう。

 

そうやって気づきを高め、違いが分かるようになることには、とても大きな意味があります。

自分で、より良い方を選択し、身体を変えていくことが可能になるからです。

 

自分自身で、身体をケアしながら、楽な身体で毎日を過ごせるようになること。

これが、ロルフィングの大きな目標の一つです。

 

身体の側面を思い出すこともまた、その目標に近づくための大きな手がかりとなります。

「身体の横がある」とき、どんな感じの身体になるか、体験してみませんか。

 

パズルのピースを増やす

 

ある動きが思うようにできない時。

または、良い姿勢が楽にとれない時。

そんな時は、何かが足りていないと考えることができます。

 

それは、必要なピースが揃っていないため、うまく絵が完成しないパズルと似ています。

今、自分が持っている身体の感覚を組み合わせても、スムーズに動けない。

楽な姿勢が見つからない。

そんな時は、パズルのピースを増やしてみてはいかがでしょうか。

 

ある人は足に、身体感覚の失われた部分があるでしょう。

また、ある人にとっては、骨盤の内部感覚が失われていたピースだったりします。

いずれにせよ、今の自分の身体感覚の中から消えている部分にあたります。

 

ロルフィングin京都では、失われていたパズルのピースを取り戻していくような作業を心がけています。

 

身体に注意を払い、身体感覚を高くすること。

解剖学的な画像を見て、身体への思い違いに気づくこと。

普段とは、違う動きをしてみること。

これらは、パズルのピースを取り戻していく有効な方法になります。

 

身体感覚が取り戻されることで、無理なく絵が作れるようになるでしょう。

そして、少ないピースで絵を完成させようとして、身体に無理をさせてきたことも感じられるようになります。

何かが少し加わっただけで楽になり、大きく変化する可能性があるのです。

 

継続する不調や痛みがある時、それ以外のところに何か手がかりを見ようとしてみる。

今あるものを増やすだけでなく、ないと思っていたものを思い出してみる。

それが、長い間変わらなかったことを変える手がかりになるでしょう。

 

必要なパズルのピースが揃った時、無理なく、自然に、楽な動きと良い姿勢が現れてきます。