こんばんは。

昨日はありがとうございました。

 

昨日のセッションの最後に立った時に、あまりにふわっと軽くて滞りがなく、慣れない感覚すぎて言葉にできなかったのですが、帰りに歩きながら、ふとこれが『重力と調和する』ことへの一歩なのかな、と思いました。

9年近く伺っているのに(^^;)まだまだ未体験ゾーンがありますね。

からだの機能本当に深遠です。

 

もうひとつ、帰り道に『そうだ!あれを試してみよう』と思いつき、帰宅後すぐにお茶を点ててみました。

前日点てた時に、茶筅を動かしながら『もう少し手首を柔らかく使いたいなぁ』と自分の手元を見ていたのですが、帰宅後やってみると、想像していた以上に、手首や指先をことさら意識することなく自然に動くことができて、感激するというより拍子抜けしました(笑)

 

腕全体を使ってというのとも違う自然な感じで、こちらも新感覚でした。

肘や指の関節に感じるこわばりはそのままあるのに。全体性、恐るべしです。

 

そんな中ですが、昨夜から今日にかけて、一番感じているのは『骨盤が動いている』ということ。

そうだった動くところだったそこから足へのつながりもちょっと変化を感じるな等々、静かなのにパワフルで、セッション前より確実に低燃費です。

 

そして、最大の実感。

我ながら言葉にしにくい変化ですし、心持ちの部分は普段通りなのですがより敏感に繊細にノンバーバルな部分を感じる小さな人たちには、恐らく何か伝わっているものがあるようで。

仕事中、普段の3割増しくらいで、子どもたちにまとわりつかれる率が高かったです(笑)

それに無理なく応じられるからだでもあったことがうれしかったです。

 

あれこれ挙げられないくらい、現在の私の心身の使い方につながるヒントを、たくさんいただいた時間でした。

じわっと試しながら、感じながらすごす日々にしたいと思います。

いつもながらですが、本当にありがとうございました。

 

追伸

楽に動かしたいと思っていた腕。

今回一番願っていたのは、ピアノが弾きやすくなったら、ということでした。

 

昔からよく『柔らかい優しい音』だと言われ、それはそれでありがたい評価なのですが、実は力強い音を出せるからだの使い方でないだけだという自覚があります。 

握力が落ちてからは特に、これまでと同じ音量音質で弾こうとすると、なんだか不自然に力んでいるなぁと感じていました。

 

今日、仕事中に、40分ほど立ってピアノを弾く機会がありました。

月に1〜2度そんな機会があるのですが、セッション後の今日はどんな感じだろうと自分を観察していました。

 

腕に何か変化があるかな、と思っていたのですが、ここ最近と一番違ったのは、ペダルをふむ足でした。

全く疲れ知らずで驚きました。

 

手の方も、無理しなくても自然と柔らかく動き、出てくる音はそう違わなくても、私の中では、より持続可能な弾き方に近づけたことが何よりうれしかったです。

腕のこと、だと思っていたけれどそれだけではなかった

お茶を点てた時と同様、部分にとらわれがちな自分に気付く機会にもなっています。

 

自分のからだ。

ともすれば、症状が進行するもの、老化するもの、というマイナス方向に引っ張られがち(特にこの一年は)ですが、その時々の状態を淡々と受け入れることも含めて、日々上書きしていけるんだなと感じているここ数日です。

 

言葉の定義に限らず、自分で自分をしばっていることはたくさんあるなと思います。

ひとつでも減らして、心身ともに身軽になれる一年でありたいです。

 

体験談 Iさん 50代女性

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