自分では何もしているつもりはないこと。

また、良かれと思って繰り返していること。

そういった中に、長い間変えられなかった症状の原因が隠れていたりするものです。

 

自分の目には見えない癖。

それを日の当たる場所に出すことができると、長い間変わらなかったことが変わりはじめます。

ロルフィング in 京都では、そんな作業をお手伝いしています。

 

何かをしようと考える。

ちゃんと動こうとする。

または、意識を集中する。

 

そんな時に、自分では気がつかないうちに、身体に余分な力が入りやすくなります。

首が硬くなる。

腰に力が入り、背筋が縮む。

のどが硬くなる。

眉間に力が入り、シワができる。

手に力が入る。

これらは、よくある反応の例です。

 

そして、上記のようなことが繰り返されている部分には、慢性化した症状が現れやすいようです。

外から見て、触れているロルファー側からは、そういった反応がよく感じられます。

 

それが、不思議と本人には感じられない。

何かやっているつもりも、実感もないことが多いのです。

 

僕自身も、自分のことになると、そうなってしまいます。

不思議と、自分の感覚だと、すり抜けてしまうもののようです。

 

まずは、これまでの自分には見えなかった癖に気づいてみること。

言われたら、何かそんな気がする。

そんな感じがしないこともない。

そんなところから変化への一歩が始まります。

 

無意識のうちに繰り返してきた反応をしない練習をすること。

それが、長い間続いてきた問題が変わっていくきっかけになります。

この部分が、ロルフィング in 京都で手にして頂ける大きな価値だと思います。

 

これまで見えなかった、小さな違いが分かりはじめた。

あるいは、かすかにそんな気がするようなった。

それは、大したことないように思えるかもしれないですね。

 

でも本当は、そんな小さなことが分かるくらい、とても大きく変わった。

そういうことではないでしょうか。

だから、落ち着いて、小さな違いに気づくことを重ねていけば大丈夫。

そう思って、少しずつ進んでいきたいですね。

 

目に見えない癖を、目に見えるように

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