先日、ロルフィングを受けました。

初めて10回シリーズを受けて以来、ロルファー養成トレーニング中や、アメリカ滞在時、ロルファーになってからのものも合わせると、かなりの回数を受けています。

そして、現在も定期的に受ける機会を持っています。

 

毎回感じるのは、「自分だけでは、こうはならないな」「人の手があると楽だな」ということ。

やはり、効率が良いなと思います。

そして、楽になるなと。

 

自分でしかできないことがある一方で、自分以外の人に関わってもらうから、できることもありますね。

単純に、自分では手の届かないところに手を置いてもらえることだけでも、大きな価値があります。

 

また、自分の使い慣れたフィルターでは見落としてしまう感覚の穴が、自分以外の要素が入ることで見えてきます。

ロルフィング in 京都では、ロルファーの手や視点により、受け手の心身が反応し、変化します。

自分ではない人が関わるから、自分が知らない自分が現れてくれる。

それがよく分かります。

 

今回、ロルフィングを受けた時の感覚について。

普段のロルフィング in 京都のセッション中「身体の輪郭がぼやけている」「形が無くなったような感じがする」といったコメントを頻繁にお聞きします。

僕もまた、同じことを感じていました。

 

周りの空間に溶け込んでいくような感覚です。

普段とは違う身体の感じ方がある。

これを実感すると、大きな解放感が生まれます。

 

今回は、これまでよりも身体の内側、奥の方がより広く感じられ、そこから外に伸び、広がっていく感覚がありました。

皮膚や筋肉だけではなく、内部の空間ごと伸びていく感じです。

そして、透明な静けさのような感覚が広がっているのを感じていました。

 

毎回のことですが、スタートすると呼吸が楽になり、身体がリラックスしていくのが感じられます。

また、頭の中が静かになり、穏やかな気分が広がっていきます。

今回もそんな感じを味わっていました。

 

定期的にロルフィングを受けることは、身体のメンテナンスになり、疲れの蓄積を減らしているなと感じます。

また、毎回新たな感覚に気付けることには、楽しさと同時に、とても大きな価値を感じます。

頭だけではなく、体感を伴う理解だからです。

僕の場合は、それが日々のロルフィングセッションの理解を深めることになります。

 

自分で、自分の心身に問いかけること。

それから、他者の手や視点を借りて、自分の心身に問いかけてみること。

この2つをバランスよく続けると、スムーズに変化が進んでいくようです。

その手がかりを、日々のセッションでお伝えできると良いなと思っています。

 

ロルフィングの受け手として

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