穏やかな感覚に気づきながら、身体に目を向けてみる。
すると、穏やかさが、目を向けたところにも広がっているように感じられます。
その時、ロルファー側からも、受け手の方の身体が、変化していくのを感じられます。
緊張がゆるんでいく感覚が広がるのです。
もちろん、姿勢も変わります。
呼吸も深くなります。
ロルフィングのセッションでは、その変化を感じられるように、繰り返し練習してみます。
そのうち、どんな感覚のとき、どんな状態になっているのか、だんだんと違いが分かってくるのです。
そして、自分の状態を、自分で変えることもできるようになります。
穏やかさや落ち着きを、選択できるようになるのですね。
それは、日々を生きる上で、とても大きなことではないかと思うのです。