たまたまロルフィングを体験できる機会があり、施術(体の各部分に空気が入るイメージで呼吸する)をしてもらった後、体の部分が大きくなるような広がりを感じ、いつもと違う体の感覚を実感したので、受けてみようと思いました。
若い頃から色々なスポーツをしていましたが、力(外力)を使い、右肩の腱板断裂をおこしてしまいました。結果、腕を上げる時に痛みがあったり、夜、肩の痛みで目が覚めるほど、いつも痛みに悩まされていました。
受け始めた頃に、3Dで筋肉図、骨格図などを使って、体のしくみや、腕が上がる、膝が曲がる等の運動のしくみを教えて頂いたことが、とても良かったです。
腕が上がるとは、体がどういう動きをしているのか、ということをイメージをして上げるようにすると、あまり痛みもなく楽に上げられるようになり、整形医もびっくりされるほどでした。
徐々に痛みがとれてきて、体の使い方で、こうも変わるものかということを実感しました。完全断裂している為、たまに痛みがおこることもありますが、あまり悩まなくなりました。
経験を積むごとに、いびつな体は、自分の性格や、体の外ばかりに目がいって、内なるものを使ってこなかったから起こってきたことが分かり、目からウロコでした。
体、脳、心。この3つの関係がうまくつながることで、楽で動きやすい体になるということが理解出来るようになってきました。
歳を重ねてきていますが、実感として、自分なりに、運動パフォーマンスが以前より良くなってきているように思います。
イメージしたことが体に伝わり、動いてくれるようになってきています。
お陰様で、施術を受けるたびに、新たな自分の体に出会え、今やっと、体と対話することがどんなことなのか、少し分かるような気がします。