何気なく使う言葉のなかに、自分なりの決めごとがあります。
それに気づくことからも、変化が始まります。
例えば、腰という言葉。
ほとんどの方がご存知の言葉ですね。
ただし、この言葉が何を意味するのかは、人によって違いがあります。
骨盤をイメージする人や、股関節辺りを含める人、または腰椎(背骨)だけを思い浮かべる人もいるでしょう。
人それぞれの、“自分の“思っている腰があるのです。
また、その言葉には、腰はこんな風に動くものだという考えや経験、イメージも付いています。
意識的なレベルでも、無意識のレベルでも。
腰という言葉を考えた時、“自分の腰“が自動的に現れ、そこから話がスタートしている。
そのように考えてみてはいかがでしょうか。
そして、その“自分の腰”にある決めごとが、気づかないうちに、動き方や姿勢にも大きく影響を与えている。
そんな仕組みになっているようです。
ロルフィングのセッションでは、自分の言葉が持つ癖が見えてきます。
思うともなく思っていたことが分かってきます。
そうすると、少しずつ“自分の言葉“からの解放が起きてくるでしょう。
その時、姿勢や動き、身体感覚にも違いがうまれることが感じられると思います。
自分の言葉の持つ意味が変わり、その言葉から浮かぶイメージが変わった時、変化が起きる。
そんな仕組みがあるとしたら、どうでしょう。
とても大きな、変化の可能性を感じられませんか?