問いかけて、そのままにしておく。
そんな感覚でいることには、身体の緊張を和らげる可能性が含まれているように思います。
問いに対して、僕らは、すぐに、はっきりとした答えを求めてしまいがちではないでしょうか。
そして、そんな態度の時、身体には緊張感が広がりやすいように感じます。
ロルフィングのセッションでは、身体のある部分に意識を向けてみたり、新たなイメージを投げかけてみたりします。
それが、問いかけです。
そして、その結果どうなるのか、身体に現れる変化を観察してみます。
自分の望む答えを探すのではなく。
そんな態度で、問いかけを繰り返していくと、少しずつ、違いが分かってくることでしょう。
自分の答えにこだわっている時と、そうでない時の、身体感覚の違いが。
問いかけて、待つ。
自分の答えを、ひとまず横に置いてみる。
そのままにして、しばらく心配しない。
日常においても、そんな感覚や態度で生きられると良いなと思っています。